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Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』はビートルズ8作目のオリジナルアルバムです。

洋楽の書籍やCDのライナーノーツ、洋楽に触れたことがある人があるなら避けては通れないのがこのアルバム。「サージェント・ペッパーズに匹敵する」、「サージェント・ペッパーが発売されて依頼」、「サージェント・ペッパー以来の衝撃」など等、数ある音楽関係の記事やレビューの中でこのアルバムは語られています。

ローリングストーン誌Best500アルバムで1位はもちろん、多くのアルバムランキングで1位を占めているアルバム。ロックバンドとしての可能性を広げた作品で、後にも先にもこれより影響の大きいアルバムはないです。架空のバンドが演奏するというコンセプトアルバムということをロックの歴史上で初めて明示し、尚且つ当時のサマー・オブ・ラブを象徴する実験性が極まったサイケデリック・ロックの数々が時代を象徴しています。

ただ現代で聴くと「これが名盤か?」と思うかもしれません。決して有名な曲が入っているわけではなく、コンセプトアルバムなのですが曲の雰囲気がバラバラであることが挙げられます。今からビートルズを聴く人にはオススメできませんが、時代背景とビートルズの成長過程を理解した上でこのアルバムを聴くと名盤と呼ばれている理由がわかるかもしれません・・・。

Songs

「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」

[Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band ~ With A Little Help From My Friends」

それは20年前の今日

ペッパー軍曹がこのバンドに演奏を仕込んだのです

流行のスタイルに浮き沈みしてきた彼らですが

皆さんに喜んでいただけるでしょう

ご紹介しましょう

ご存知 サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

アルバムの冒頭を飾る曲で、架空のバンドが演奏するというポールのアイディアでスタートします。司会がバンドを紹介し、架空のバンド"サージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド"が登場して歌を披露、架空のシンガー"ビリー・シアーズ(ボーカル:リンゴ)"を紹介し、「With A Little Help My Friends」に移ります。

観客のサウンド・エフェクトやブラスバンドの演奏が効果的に使用されており、アルバムの最後ではこの曲のリプライズとして登場し、アルバムのトータル感を演出しています。歌詞はシンプルで、バンド名を繰り返し歌っています。ポールの高音で搾り出すような声がカッコいい。

続く「With A Little Help My Friends」はリンゴの代表曲で、作曲はポール。こちらもまたタイトル曲を繰り返し歌っていてわかりやすいナンバー。このアルバムの中では、一番ポピュラーで、知っている人も多いかな?

「Lucy In The Sky With Diamonds」

サウンド、歌詞の内容ともにサイケデリック雰囲気たっぷりのジョン作曲のナンバー。ビートルズ実験性の極地と思えるサウンドで、ポールが演奏するオルガンやジョージが演奏するインド楽器のタンブーラが効果的です。

ルーシーという女の子がダイアモンドを持って空を飛んでいる絵

ジョンの息子ジュリアンが描いた絵を元に作成した曲らしいです。歌詞は独創的で意味不明。

エルトン・ジョンがカバーして全米1位を記録させています。

「A Day In The Life」

アンコールナンバーとしてアルバムの最後を飾る曲で、ジョンの曲の間にポールの小作品を挟む展開。オーケストラ入れて、ビートルズの演奏時間としては長い5分半の大作。

ジョンの歌詞は至って新聞や映画といったごくありふれた日常を描いて、ポールの歌詞もビジネスマン(?)が朝起きて目的地へ向かうシーンという日常的な内容。不気味で気だるい演奏で黙々と進行しますが、オーケストラのせり上がってくる怪音が非常に印象的。何度も聴いちゃう不思議な曲です。

ピアノの音がジャーン!と鳴り響いた後にテープを逆回転させた、奇怪な笑い声?おしゃべり?で終わります。

Review

今まで年代順にアルバムを紹介してきて、やっとこのアルバムを紹介できました。私は形式にこだわるので、ある程度の枠組みが揃ってからでないと落ち着かないんです。最後に美味しいものを食べるタイプ・・・?

現在では、コンセプトアルバムとしてはフランク・ザッパの『Freak Out!』ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』キンクスの『Face to Face』のが先だという意見もあります。ロックの革新性といったところでもバーズやその他のバンドが先かもしれません。しかし、ビートルズがこのアルバムで、ロックの幅は無限大と明確に打ち出した事実は、後のロックシーンにおいて大きな影響を与えたのだと思います。ほんとに素晴らしい内容が詰まったアルバムです。

『Revolver』に続いて、ポール色が強くなっており、ポール6曲、ジョン3曲、ジョージ1曲、ポールとジョンの共作が1曲となっています。ポールのクリエイターとしての能力が開花したアルバムです。

一般的にヒット曲のポール、革新性のジョンと言われていますが、このアルバムのようなアイディアをどんどん出してくるポールも革新性豊かなのではないかと私は思っています。

Track Listing

Side one

  1. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band” 2:02
  2. With a Little Help from My Friends” 2:44
  3. “Lucy in the Sky with Diamonds”3:28
  4. “Getting Better” 2:47
  5. “Fixing a Hole” 2:36
  6. “She’s Leaving Home” 3:35
  7. “Being for the Benefit of Mr. Kite!” 2:37

Side two

  1. “Within You Without You” (George Harrison)     5:05
  2. “When I’m Sixty-Four”2:37
  3. “Lovely Rita” 2:42
  4. “Good Morning Good Morning”    2:41
  5. “Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (reprise)”1:18
  6. “A Day in the Life” 5:33
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trackback from ROCK野郎のロックなブログ 09-07-18 (土) 9:53

ザ・ビートルズ『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』…

The Beatles最高傑作との呼び声高い名盤『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』。1967年発表。

もしもこのアルバムを単なるショー仕立てのコンセプトアルバムと捉え、このアルバムの本質に耳を傾けない…….

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