- 2009-07-20 (月) 18:42
- Cream
『Fresh Cream』はイギリスのブルース・ロックバンド”クリーム”のファーストアルバムです。
クリームはドラムのジンジャー・ベイカーが、ヤード・バーズを脱退しブルース・ブレーカーズに所属していたエリック・クラプトンを勧誘し、クラプトンがベースにジャック・ブルースを推薦し、結成されたトリオバンドです。
ブルースとロックを融合させ、トリオながらパワーのある演奏やギターの神様として注目を浴びていたクラプトンの加入によって注目を浴び、ファーストアルバムながら全英6位、全米39位を記録しています。
元祖ハード・ロックとも言われているように大音量でべヴィーなギターやベースが聴け、ジャック・ブルースの渋い声がうまい具合に演奏にはまっています。本作は2作目、3作目のように演奏こそ洗練されてはいませんが、逆にそこがブルース・ロックの枠としては魅力を感じる内容です。
Songs
I Feel Free
ジャーン!ポン、ポン、ポン、ポン、アイ・フィール・フリー!ン~ン~ン~ン~ン~♪
(゚д゚ )!?
すごいインパクトあるオープニングナンバー。全英11位を記録。
ブルース・ロックを売りにしていますが、ロックで若干サイケデリック要素を含んでいる感じで、コーラスと手拍子に耳が行きがちですが、簡潔なクラプトンのギターが全体を支えています。
Wrapping Paper
ファースト・シングルとしてリリースされた曲。最初のシングルにしては非常に落ち着いた地味なナンバーです。
しかし、ジャズをベースにした気だるさに引き込まれそうになります。
Review
『Fresh Cream』では全体的に落ち着いたポップな印象を受け、ブルース・ロックとしての真価は次作に現れてくるような気がします。
前半部分がオリジナルで、後半はカバー中心で構成されています。黒人歌手の本格的なブルースを白人音楽のロックを見事に融合させています。
「I’m So Glad」などは非常に聴きやすくアレンジされています。
「Cat’s Squirrel」や「Rollin’ And Tumblin’」の演奏は、のちのハード・ロックに通じるものを感じられます。
Track Listing
Side 1
- “I Feel Free” (Jack Bruce and Peter Brown) – 2:53
- “N.S.U.” (Bruce) – 2:43
- “Sleepy Time Time” (Bruce, Janet Godfrey) – 4:20
- “Dreaming” (Bruce) – 1:58
- “Sweet Wine” (Ginger Baker, Godfrey) – 3:17
- “Spoonful” (Willie Dixon) – 6:30
Side 2
- “Cat’s Squirrel” (Traditional, arr. S. Splurge) – 3:03
- “Four Until Late” (Robert Johnson, arr. Eric Clapton) – 2:07
- “Rollin’ and Tumblin’” (McKinley Morganfield) – 4:42
- “I’m So Glad” (Skip James) – 3:57
- “Toad” (Baker) – 5:11
Bonus Track
- The Coffee Song
- Wrapping Paper
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